英国研修 ケンブリッジコース(2)
2024.03.23
21日の昼は,講師の方の案内でケンブリッジ市内を散策しました。
何気ない路地に,1000年くらい前の建築が建っていたりするあたりが,歴史を感じる街です。いくつかの有名な史跡や店舗,ケンブリッジの大学生が生活するために必要なスーパーや郵便局,本屋などを紹介してもらいました。
英語での授業にも徐々に慣れてきて,質問に対してウィットに富んだ返答ができる生徒も…頼もしい限りです。
22日は,ケンブリッジ大学の生徒をお招きして,「大学で何を学んでいるか」「学んだことが将来のヴィジョンにどうつながるか」といったテーマでプレゼンをしてもらい,その後STEMに関するワークショップを開催する予定でした……が,色々な事情が重なってスケジュールを変更し,午前中に附属福山の生徒から「なぜ大学で学ぶのか・なぜ科学的なことを学ぶ必要があるのか」というテーマについて意見をまとめたプレゼンを行い,午後からSTEMと絡めて大学生のワークショップに参加することになりました。
プレゼンでは自分たちの考えを端的にまとめて発表することができ,その表現力と内容の深さに好評価をいただきました。
午後からのワークショップでは,初めて触れる専門的な内容(しかも,説明はすべて英語です)にワクワクしたり,感心すると同時に憧れを持った生徒も多かったようです。専門的な内容を英語で聞いて,翻訳し,場合によっては質問をする…という経験に,「脳が疲れた」という生徒たちの顔はとても満足そうでした。
週末はホストファミリーと過ごしたり,街を散策したりする予定です。
※STEM…Science,Technology,Engineering,Mathematicsを総合的,複合的に扱う学問領域のこと。
英国研修 オックスフォードコース(2)
2024.03.23
英国研修オックスフォードコースの生徒は,本日オックスフォードにある現地の学校にて,一人ひとりがバディと一緒にそれぞれの授業を受けました。生物や歴史など,英語と内容が難しく大変な思いもしたようです。数学の授業を受けた4年生の生徒が,ちょうど附属福山で三角関数を学んでいたのでこちらでの授業の内容をよく理解できたことを教えてくれました。
3時間目に行われたArtの授業では,先生が11歳~12歳くらいの生徒を連れてきてくれて,附属福山の生徒が折り紙や日本語を教える経験をすることができました。どちらの生徒も非常にいきいきと交流していたのが印象的でした。
昼食を食べたあとは,イギリスのお菓子「スコーン」作りに挑戦しました。その時間に授業のなかったバディの生徒たちも何人か来てくれて,楽しい一時を過ごすことができました。
同年代の現地の高校生と一日交流することが,生徒にとって非常に大きな刺激になったようです。だんだんと英語を話す際のためらいも消えてきて,スムーズなコミュニケーションが成立するようになってきました。
土日は各自のホストファミリーと共に過ごすことになっています。旅行に行ったり,買い物に行ったり,心ゆくまで楽しんでもらえればと思います。
英国研修 オックスフォードコース(1)
2024.03.22
長時間の移動とホストファミリーとの出会い,そして久しぶりのベッドでの睡眠…。大変な初日を過ごした生徒の皆さんでしたが,本日8時の集合時間にはみんな元気な顔で時間通りに集合できました。
さて,オックスフォードコースの21名は,本日初めてオックスフォードを散策しました。ホームステイ先のソリフルにあるコミュニティセンターで,これからお世話になる二人のコーチと合流し,バスに揺られて一時間,まずは映画『ハリー・ポッター』シリーズの食堂の風景で有名なクライスト・チャーチ大学を見学しました。実際に学生が利用する食堂だそうで,辺りには昼食の仕込みをするいい匂いが漂っていました。
ホストファミリーに用意してもらったランチボックスを頂いたあとは,オックスフォード大学の現役の学生たちによるウォークツアーに参加しました。学生寮や学部棟,図書館など,歴史ある大学の施設を堪能しました。ある大学生は「君たちもここに学びに来たらいいよ」と生徒たちに声をかけたりしつつ,オックスフォードの学生生活についても語ってくれていました。生徒たちが進路を考える上での一つの選択肢になるといいな…と思います。
明日はオックスフォードにある中学校で,現地の子どもたちと同じ授業を受ける予定です。一人ひとりにバディとして生徒がついてくれて,一緒に一日過ごしてくれるそうです。