オリーブの環2017
2017.11.03
11月5日は,当校の母体である広島大学の開学記念日で,当校でもこの日を創立記念日としています。今年は連休の関係で11月3日に,同窓会オリーブ会の14回生(今年度 古希を迎えられるみなさま)の3名の講師のみなさまを迎え,オリーブの環2017を開催しました。
「オリーブの環」は,卒業生と在校生の絆を深め,福山附属の「自由と自主」のよりよき伝統を語り継ぎ,受け継いでいくために,福山附属と同窓会オリーブ会の合同で企画し実施するものです。毎年11月の創立記念日の記念行事として,古稀を迎えられた先輩方においでいただき,4年生はそのお話を聞き,質疑応答などの交流の後,オリーブを毎年一本ずつ植樹しています。2004年に,オリーブ会1回生の方々を講師に迎えて第1回の「オリーブの環」を開催しました。今年で14回目となりました。今年度講師をお勤めいただいたのは,内海 朋基様,土井 悦子様,毛利 和雄様の3名のみまさまです。また,7名の同級生のみなさまが応援に駆けつけてくださいました。
生徒たちは,先輩方の歩んでこられた道をお話しを通して受け止め,自分のこれからの人生を切り拓いていく糧としてくれることと思います。
講師のみなさま,ならびにご協力いただきましたみなさまに,あらためて感謝申し上げます。
3年理科野外学習
2017.11.03
本日,3年生は理科の授業の一環として,弥高山(岡山県高梁市川上町)周辺で野外学習を行いました。
実際の岩石,地層,地形の観察をするなど,教室内の学習では得ることのできない自然に直接触れることによって,自然に対する理解と関心を高めることを目的に実施しました。
午前中は,弥高山の山頂へ登り,そこから見える景色から,弥高山とその付近の地形の成り立ちなどについて考えていきました。午後からは,弥高山周辺の地層の観察から,れき・砂・泥などの堆積のようすや,長い時を経て変動していく大地のようすを考えていきました。
「弥高山は見た目こんもりとした溶岩ドームに見えるのに,玄武岩でできているのが不思議だった。」「弥高山付近の山地は標高が高いのに,もともと平原だったというのは驚きだった。」「不整合のようすを実際に見たのははじめてだった。」など,生徒たちは長い時を経て営まれる大地の変化に関心を寄せながら,野外学習に励んでいました。
実施数日前,天気は下り坂の予報も出ていましたが,当日は「天高く馬肥ゆる秋」というのにふさわしい晴天で,有意義な野外学習のひとときを過ごすことができました。
球技大会 閉会式
2017.10.26
球技大会
2017.10.26
3年遠足
2017.10.20
例年,3年生の遠足では,広島大学へ行き,午前中は校長先生の講話を聴き,大学構内の学食で昼食をとり,午後からは6つのグループがそれぞれ研究室・施設を訪問しています。
10月20日は,バスで移動後,教育学部棟の大講義室にて,渡辺健次校長先生から「大学とは,研究とは」を中心にご講話をいただきました。校長先生自身のご経験をもとに,分かりやすく大学や研究についてお話しいただきました。その後,9階にあたる屋上へ階段で移動し,広島大学の広い構内を眺めました。
昼休みは,校内の学食で食べることもできました。好きなおかずやごはん,汁物をとって,レジで料金を払うシステムに驚いている様子でした。
午後からは,①理学研究科コース(放射光科学研究センター・両生類研究センター),②先端物質科学研究科(量子物質科学・分子生命機能科学・半導体集積科学の各専攻),③文学研究科(中国思想文化学研究室),④工学研究科(第4類:建築・環境系),⑤生物圏科学研究科の鶏保護舎,⑥生物圏科学研究科の農場,のグループに分かれて,各研究室を訪問しました。最先端の,かつ独特の研究を間近に見ることができ,とても有意義な時間を過ごしました。事前に調査をおこなったことで,たくさんの質問も用意していました。大学の先生方が驚かれるようなレベルの高い質問もぶつけていました。
今回の大学訪問をきっかけに,自分たちの将来について考えることができました。