エンパワーメントプログラム2017(第4日)
2017.12.23

4日目の午前は,昨日のテーマ「東京オリンピックでのボランティア」に関連して,時間の関係で発表できなかった班の発表から始まりました。次に,日本と海外の大学のシステムについてそれぞれの良い面,悪い面を各班で議論し,理想的なシステムについてまとめ発表しました。そして留学生が,future goalについてモデルプレゼンテーションを行い,英語を使った効果的なプレゼンテーションについて学びました。昼食前には,プレゼンに基づいて,自由に留学生と生徒のフリートークの時間がもたれ,活発に話をする姿が見られました。
午後は,「世界の深刻な水問題について考える」をテーマとしたGlobal Social issuesについて議論を行いました。班ごとの発表では,寸劇を通してジェスチャーやアイコンタクトをしながら,河川の清掃やそのアピール,渇水で困っているアフリカへの募金,水の無駄遣いの防止,植林の勧めなどの,水や川の保全についての解決策を提案しました。


2017.12.23 16:00 | 固定リンク | 行事
エンパワーメントプログラム2017(第3日午後)
2017.12.22

午後は,「東京オリンピックおもてなしプランを立てよう」というテーマでディスカッションを行いました。まず,「おもてなし」の意味を留学生のグループリーダーに説明し,東京オリンピックにおける「おもてなし」について,グループで考えました。その後,内閣府が調査した『東京オリンピック・パラリンピックでのボランティア活動への参加意向』において「参加したくない」とする者の割合が75.8%であったことから,なぜ参加希望者が少ないのだろう?どのようにすれば参加希望者を増やすことができるだろう?という問いについて考え,班での意見をまとめて発表しました。賃金や旅費などの金銭的な問題から,日本人が内気で,外国語が得意でないという国民性の問題まで,様々な観点から考察がなされました。
2017.12.22 16:30 | 固定リンク | 行事
エンパワーメントプログラム2017(第3日午前)
2017.12.22

3日目の午前は,Leadershipについてのディスカッションでした。BossとLeaderとの違いについて考え,意見を出し合い4つのタイプのリーダーについてグループでディスカッションを行い,発表しました。自分たちがモデルとしたい具体的なリーダー像を紹介したり,自分の過去の経験と今の自分とを照らし合わせて紹介したりなど,発表内容は多様化していました。トピック自体の難易度が高いため,英語で言おうとしてもなかなか言葉が出てこない場面もありましたが,別の言葉に言い換えて説明するなど,少しずつ生徒が成長してきているのが分かりました。また,コーディネーターのパトリックさんは,そんな生徒の頑張りを的確にとらえ,励ましてやる気を引き起こしていました。午前中の最後には,グループを自分たちで決めて活動する場面があり,自分たちの好きな日本語を紹介し合う活動をしました。「ゆるキャラ・詫び寂び・真心」などの意味を英語で説明するだけでなく,具体的な例を出しながら,分かり易く紹介していました。
2017.12.22 16:00 | 固定リンク | 行事
エンパワーメントプログラム2017(第2日)
2017.12.21

2日目のはじまりは,自分のIdentityについてのディスカッションでした。自分の性格について良い面,直したいと思っている点などをポジティブシンキングで紹介していきました。その後,コミュニケーションを高める活動として,広島で訪れるべき場所,おすすめの日本料理,日本の文化の中で誇りにおもうものなどを班で議論して発表しました。午後からは,「学校を環境により優しくしよう!」をテーマとして,Campus tourを行い,それぞれの班でブレインストーミングを通してまとめ,課題とその解決策について提案しました。 具体的には,ソーラーパネルの増設,ごみの分別の種類を増やすこと,紙のリサイクル,電気の無駄遣いをやめることなどを寸劇などで発表しました。


2017.12.21 17:00 | 固定リンク | 行事
エンパワーメントプログラム2017(第1日)
2017.12.20

昨年度に引き続き「エンパワーメントプログラム」が12月20日から始まりました。今年プログラムを進行するファシリテーターはニュージーランド出身のパトリック・ライアン先生です。10名の留学生の皆さんがグループリーダーとして議論の中心になり,50名の参加生徒を動かします。留学生は,日本に留学している方々と,海外の大学で学んでいる方々の2グループで,東京大学,早稲田大学,名古屋大学,オーストラリアのクイーンズ大学で様々な研究をしている皆さんが集まってくださいました。
一人の留学生に対して,4~5人の生徒がグループを作り,様々なトピックについて英語でディスカッションをします。留学生は日々変わるため,5日間を通して10人すべての留学生と関わることになります。小人数による英語でのグループディスカッションであることや,常に自分の考えを相手に表現することが求められるプログラムであるため,生徒たちは,緊張した面持ちで,やや声も小さく,不安そうな様子でした。しかし,パトリック先生や留学生の声掛けで,失敗を恐れずに英語を使って頑張ろうとする姿が見えてきました。
初日はアイスブレーキングアクティビティーとして,自己紹介,Who am I? ゲームなどを織り交ぜながら,生徒の気持ちをほぐしていく活動が多く,少しずつですが声も大きくジェスチャーなどの動きも出せるようになってきました。この調子で,少しずつですが成長していくことを期待しています。


2017.12.20 17:00 | 固定リンク | 行事

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