コロナウイルス感染症拡大防止対策対応の学友祭(1)
2020.08.28


本日は,2020年度の「学友祭」が開催されました。
例年であれば,休日に実施していた「学友祭」ですが,今年度はコロナウイルス感染症拡大防止対策の観点から,外部からのお客様をお招きする形の「一般公開」は中止し,校内での実施となりました。

内容も例年とは大きく変えて,全体運営を放送室から校内テレビ放送を使って行い,生徒のみなさんは各HR教室でクラスごとに活動するというスタイルが中心になります。

オープニングのあとは,ミニゲーム大会。
1 一本集中! 割りばしフリーフォール
2 みんなで繋げる! 絵しりとり
3 白黒つけろ!電光石火の○×クイズ
4 マジカルオリーブゲーム
5 影絵プロジェクターズの挑戦-絆が形を織り成し想いを紡ぐ-
タイトルだけ紹介したのでは,何をやっているのかわからないと思いますが,それぞれ,趣向を凝らしてみんなを飽きさせない工夫がありました。

続いて,各学年ごとに作成した動画鑑賞会。1年生は劇を上演,2年生はテーマ「夜明け」に沿って各クラスで作った動画,3年生はクラスごとにA組:スタジオカマキのA画館,B組:3テレBのコマ撮りのアニメ,C組:3Cheers(ダンスグループ)がポカリスエットのCMでお馴染みのダンスを披露,4年生は201人に電流を流す実験を実施,5年生は見れば分かる!愛を詰め込んだドミノ倒し,6年生は中止となった体育祭で披露する予定だった「華の競演」の演技を全員で。

あっという間に,時間が過ぎていきました。

2020.08.28 17:00 | 固定リンク | 近況
文部科学大臣特別賞 伝達式
2020.08.20


6年生の森山くんが,令和2年度国際科学技術コンテスト文部科学大臣特別賞受賞者に選ばれたことは,1学期の終業式の式辞で,校長先生より全校に紹介されましたが,賞状並びに記念品が届きましたので,本日の昼休みに,伝達式をおこないました。

森山くんは,第14回科学地理オリンピック日本選手権兼第17回国際地理オリンピック選抜大会で見事金メダルを受賞し,今年度イスタンブールで開催予定だった第17回国際地理オリンピックの候補者となっていました。しかし,コロナウイルスの世界的感染拡大に伴い,国際地理オリンピックは中止になってしまいました。
森山くんを指導した地理担当の見島先生によれば,もし国際地理オリンピックに出場していれば,金メダルを獲得する力は十分にあった・・・と残念がっておられました。

森山くんの今後ますますの活躍を期待します。

後輩のみなさんには,森山先輩に続いて,各種の国際科学オリンピック等にチャレンジしてくれることを期待しています。

2020.08.20 17:00 | 固定リンク | 近況
ミストシャワーを設置しました
2020.08.18


体育館の南側の,グランドから上がったすぐの手洗い場前に,ミストシャワーを設置しました。
蛇口をひねると,霧状になった水が出てきます。

理科的にいえば,水が蒸発して水蒸気に状態変化する際に,まわりから気化熱を奪うのですが,霧状の水滴は粒径が小さく,気化しやすいので,空気からたくさんの熱を奪い,気温が下がるという理屈です。

製作者は,事務室の井上修一さんです。井上さんは福山附属へ来られる前は,広島大学の施設部におられ,福山附属に来られてからは施設や備品等の修理など,一手に引き受けてくださっています。何か壊れた,何か調子が悪い,というときには,井上さんを頼って相談に行っています。

ミストシャワーは,購入すると結構な金額なのですが,このたびは井上さんが部品等を調達して手作りしてくださいました。

どうぞ,使ってみてください。

2020.08.18 16:00 | 固定リンク | 近況
2学期の始業式
2020.08.17


1学期の終業式が8月4日でしたので,2週間弱の夏休みでした。
学校史上,最も早い時期での2学期の始業式です。
暑さの続く中,エアコンをフル稼働させ,あわせて定期的な換気を行うというように,感染予防対策を実施しながら,2学期が始まりました。

2020.08.17 11:00 | 固定リンク | 近況
山中高女の慰霊祭
2020.08.06


今年も8月6日を迎えました。
75年前の8月6日は月曜日でした。

当時の女学校の生徒(1~4年+専攻科:現在の中1~高2の年齢)は,昭和19年に決定された学徒動員実施要綱に基づき,さまざまな場所で勤労奉仕に従事していました。福山附属の前身となった学校の一つである,広島女子高等師範学校附属山中高等女学校の生徒たちも,3年生以上は,倉敷航空機製作所(吉島)や三菱重工(己斐・観音),陸軍糧秣支敞(宇品・己斐),日本製鋼所(船越),三陽工作所(皆実),三宅製針工場(天満)などで勤務しました。
また,1・2年生は,日々空襲警報が発令され,授業はたびたび中断となる中で,サツマイモやカボチャなどの耕作作業や,空襲による焼夷弾(飛行機から投下する爆弾の一種で,爆弾が着弾すると引火性の強い油をまき散らして着火させて建物などを焼き払うために使用する)による被害を防止するために,市街地の各所に防火帯をつくる「建物疎開作業」に従事していました。

1回目の建物疎開は,5月19日から6日間行われ,8月6日は前日から10日間の予定で行われることになっていた,雑魚場町での作業の2日目でした。防火帯を作るために住民を疎開させ,軍隊がその家屋の取り壊しを行い,その後の後片付けを,1・2年生が担当していました。
そして8:15。爆心地からの距離は1.2km。

毎年,慰霊祭がおこなわれる荒神堂は,ちょうど作業を行っていたあたりにあります。

今年も,学友会長,学友会副会長,総務委員長の3名が,全校生徒を代表して参列しました。
8:00の開式後,学友会長による平和への誓いの献辞,学友会副会長による全校生徒が折った千羽鶴の献納。そして参列者の献花を終えた頃に8:15を迎え,参列者全員で1分間の黙祷を捧げました。

2020.08.06 16:30 | 固定リンク | 近況

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