広島大学附属福山中・高等学校　スクールブログ

９：００
長崎の伝統文化や歴史に触れることを趣旨に，「ペーロン乗舟」「ペンダント作り」「万華鏡作り」とそれぞれ分かれて体験しました。
ペーロンは，350年余の歴史がある長崎の夏の伝統行事であり，約14mの長さのペーロン舟に26名の漕ぎ手が乗り組み，太鼓とドラの拍子にあわせ，往復1,150mの距離を競漕するものです。暑いさながら，生徒は協力して汗を拭いながらも，さわやかな風そよぐ長崎港の風情も堪能しながら一生懸命漕いでいました。
「ペンダント作り」「万華鏡作り」は，生徒一人ひとりが創造力をかき立てられるような，そして長崎の旅の思い出となる作品をつくり上げました。また，こちらの２つの体験学習に参加した生徒たちはシーボルト記念館を訪れ，日本への医学的貢献などシーボルトの功績や偉業を学びました。

７：３０
社会見学旅行，第２日の始まりです。元気に全員の笑顔が，時間通りに朝食会場にそろいました。

１８：００
ホテルに到着し，これから３日間ホテルにお世話になる支配人の方に挨拶した後，各部屋に入室しました。夕食は長崎の名物である皿うどんをはじめ美味しくいただきました（下左）。下右の写真はアレルギーのある人のための除去食です。

２０：３０
その後，自治会行事としてレクリエーション活動（長崎に関する○×ゲーム，ジェスチャーゲーム等）を行い，愉しい交流交歓のひとときを過ごし，１日目を終えました。

公園見学の後は，近隣にある長崎原爆資料館に伺いました。被爆の惨状をはじめ，原爆が投下されるに至った経過，および核兵器開発の歴史，平和希求などストーリー性のある展示を行っている資料館となっています。午前中に見学した広島の「原爆ドーム」や「平和記念資料館」と重ねながら平和への思いを馳せる生徒たちの姿を見ることができました。

１６：００
博多駅からバス移動の後，長崎平和公園を訪問しました。原爆落下中心地公園北側，小高い丘にある平和公園は，悲惨な戦争を二度と繰り返さないという誓いと，世界平和への願いを込めてつくられた公園といわれています。平和祈念像前で，本日２回目の平和の集いを行いました。その後，ガイドさんの熱心な説明を聞きながら，「平和祈念像」「平和の泉」といった平和の象徴を表した建造物等を見学しました。