科学の甲子園 3日目
2019.03.17
本日は午前中,「ポスト平成時代の新イノベーション」のテーマで特別シンポジウム特別シンポジウムがありました。AI,ゲノムなどの最先端の科学分野で活躍する若手研修者が登壇し,イノベーションを実現するために大切な考え方などが提言されました。また,これからの社会に求められる人材や社会システムについて議論がなされました。高校生にとってこれからの進路や生き方を考える機会となりました。この様子は5月のNHK Eテレで放送される予定です。
午後からは結果発表と表彰式およびフェアウェルパーティーがありました。当校は表彰には至りませんでしたが,緊張の中全力を尽くして競技に粘り強く挑んだと思います。また,科学が好きな全国の仲間をつくることができました。互いに刺激を受け,これからの成長を互いに約束していました。
2019.03.17 22:00 | 固定リンク | 近況
科学の甲子園 2日目
2019.03.16


今日は,サンデン化学アリーナを会場として,実技競技に取り組みました。
午前は,地学の実験競技で,3種類の特徴的な岩石の密度を測定して地球の質量を求める課題や,水槽の中の砂底に水に触れずにリップル(波形)をつける実験など,代表3名が100分間取り組みました。
午後は化学の実験競技「糖を問う」に代表3名が挑みました。5種類の糖の水溶液が,候補となる9種類のうちのどれであるかを同定する課題で,100分間で,光学的性質を調べる実験や薄層クロマトグラフィの実験を行って結論を導きました。
最後の実技競技が公開実技競技「ツール・ド・さいたま」です。各校4名の選手が工夫を凝らしたジャイロ2輪車を,与えられた材料と工具を使って60分で組立てねばなりません。木曜日の練習では75分かかっていましたが,前夜の打ち合わせで作戦を練り,ちょうど60分で組み立てました。製作の後は,その2輪車を使って30mのコースを走りきる競争です。ただし,動力となる電気を手回し発電機でコンデンサーに充電しなければなりません。全部で150秒の時間の中で,充電,セッティングを行い,走らせました。当校は,残念ながら決勝戦には進めませんでしたが,結局,予選で時間内に完走できたのは47校中10数校でした。
長時間にわたり神経を使う競技が終了しました。県代表として挑んだ生徒たちの集中力とねばりはすばらしいものでした。これで昨日の筆記競技と合わせてすべての競技が終了しました。明日は,シンポジウムや表彰式となります。競技で競い合うだけでなく,他県の生徒との親交を深める大会となっています。
2019.03.16 21:50 | 固定リンク | 近況
科学の甲子園スタート
2019.03.15


第8回科学の甲子園が,3月15日から18日の日程で,埼玉県さいたま市で始まりました。11月の県予選を勝ち抜き,県代表としての参加です。5年生6名からなる選手団は,早朝の新幹線で埼玉入りしました。新幹線の中でも,本日行われる筆記競技(物理,化学,生物,地学,情報)の準備のため,東京に着くまで参考書で勉強を続けていました。
14時から始まった開会式では,ステージで各県代表の選手によるアピールがありました。当校の選手も,ポニョとカープの絵を書いた旗を手に,意気込みをアピールしました。
16時から最初の競技である2時間の筆記試験が行われました。みんなの実力が発揮できたと思います。
今年の事前公開された実技競技は,「ツール・ド・さいたま」ジャイロ2輪車レースです。ジャイロをどのようにつければ2輪車が立つのか。2月に材料が学校に送付されてから,選手たちは日々試行錯誤の連続でした。しかし,選手たちの努力と創意工夫が功を奏し,出発4日前には,安定して走る試作機を作り上げました。明日の実技競技が楽しみです。
2019.03.15 22:00 | 固定リンク | 近況

- CafeLog -