4年真庭研修 2日目午後
2021.12.22
昼食後は,バイオマス集積基地へ。こちらは,真庭市内に約30軒ある製材所の出資で設立された,真庭森林事業協同組合により運営されています。
こちらの事業所でも,バイオマス発電用の燃料となるチップを作っています。ドイツ製のチッパー機で粉砕された材料を手に取らせていただきました。また,アメリカ製の粉砕機が稼働している様子も見せていただき,スケールの大きさに圧倒されました。
真庭のすごいところは,これまでゴミとして廃棄,あるいは放置されていた使えないものを発電燃料に加工し,山主や製材所にお金を還元する仕組みが確立されているところです。山林の保全にも大きく貢献しています。
続いて,バイオマス発電所へ。こちらの発電所では,先ほどの事業所などで加工されたチップやペレットを燃料にバイオマス発電を行っています。実際にボイラーで燃料が燃焼している様子は圧巻でした。一般家庭約2万2000世帯分の発電が可能で,これは,真庭市の約1万8000世帯の電力を十分にまかなえる量に相当するそうです。
2日目最後は,真庭市役所へ。冷暖房をバイオマス燃料で賄っているそうです。庁舎内の様子や燃料貯蔵庫を見せていただきました。最後はガイドさんとディスカッションを行いました。このバイオマスツアーが軌道に乗るまでのご苦労話や,今後の展望についてお話しいただき,活発な質疑が行われました。
一日中研修となりましたが,とても有意義な研修となりました。
こちらの事業所でも,バイオマス発電用の燃料となるチップを作っています。ドイツ製のチッパー機で粉砕された材料を手に取らせていただきました。また,アメリカ製の粉砕機が稼働している様子も見せていただき,スケールの大きさに圧倒されました。
真庭のすごいところは,これまでゴミとして廃棄,あるいは放置されていた使えないものを発電燃料に加工し,山主や製材所にお金を還元する仕組みが確立されているところです。山林の保全にも大きく貢献しています。
続いて,バイオマス発電所へ。こちらの発電所では,先ほどの事業所などで加工されたチップやペレットを燃料にバイオマス発電を行っています。実際にボイラーで燃料が燃焼している様子は圧巻でした。一般家庭約2万2000世帯分の発電が可能で,これは,真庭市の約1万8000世帯の電力を十分にまかなえる量に相当するそうです。
2日目最後は,真庭市役所へ。冷暖房をバイオマス燃料で賄っているそうです。庁舎内の様子や燃料貯蔵庫を見せていただきました。最後はガイドさんとディスカッションを行いました。このバイオマスツアーが軌道に乗るまでのご苦労話や,今後の展望についてお話しいただき,活発な質疑が行われました。
一日中研修となりましたが,とても有意義な研修となりました。
4年真庭研修 1日目~2日目午前
2021.12.22
1日目
16時に学校を出発し,約2時間かけて宿に到着しました。
夕食後は,研修の目的や意義について確認した後,レクリエーションをしました。カードゲームで大変盛り上がり,交流が深まりました。
2日目(午前)
今年の真庭研修,7月に蒜山高原にオープンしたばかりのGREENable HIRUZENからスタート。元々は日本の建築技術をアピールするために,オリンピックに合わせて東京に建設されました。その後,解体され,この真庭の地に移築されました。材料には,次世代の建築材として注目を集めている真庭産のCLT材が使われています。ちなみに,新国立競技場(オリンピックスタジアム)の設計を行った隈研吾氏の設計です。ちょうど,隈研吾展が開催されており,そちらの内容にも興味深々でした。
次は,真庭市森林組合へ。木材を棚積みにして乾燥させている様子や,バイオマス発電の燃料にするためにチップを砕く様子や,重機で粉砕する様子を実演いただきました。これらの燃料はバイオマス発電所の他,真庭市役所の冷暖房の燃料として活用されているそうです。
16時に学校を出発し,約2時間かけて宿に到着しました。
夕食後は,研修の目的や意義について確認した後,レクリエーションをしました。カードゲームで大変盛り上がり,交流が深まりました。
2日目(午前)
今年の真庭研修,7月に蒜山高原にオープンしたばかりのGREENable HIRUZENからスタート。元々は日本の建築技術をアピールするために,オリンピックに合わせて東京に建設されました。その後,解体され,この真庭の地に移築されました。材料には,次世代の建築材として注目を集めている真庭産のCLT材が使われています。ちなみに,新国立競技場(オリンピックスタジアム)の設計を行った隈研吾氏の設計です。ちょうど,隈研吾展が開催されており,そちらの内容にも興味深々でした。
次は,真庭市森林組合へ。木材を棚積みにして乾燥させている様子や,バイオマス発電の燃料にするためにチップを砕く様子や,重機で粉砕する様子を実演いただきました。これらの燃料はバイオマス発電所の他,真庭市役所の冷暖房の燃料として活用されているそうです。
2021エンパワーメントプログラム第2日その2
2021.12.21
午後は全員で一つの輪になってのゲームから始まりました。「1,2,3…」と発言しながら掌を胸に当てるアクションをしていくという単純なものですが,胸に当てた手の向きによって進行方向が突然変わる点と「7」では特別なポーズをとるという点で意外に難しい!ランチ後の眠気も一気に吹き飛びました。
次に環境問題に関するビデオを観た後, “How can we make our school more environmentally friendly?” というテーマでグループごとに議論し,問題点とその解決方法について考えました。
発表では,「学友祭後の段ボールの再利用」「タブレットによるペーパーレス化」「体育館へのソーラーパネルの設置」などについて,独創的な劇を交えながら発表することができました。徐々に緊張もほぐれたようで,恥ずかしさを捨てて堂々と発表できるようになりました。
次に環境問題に関するビデオを観た後, “How can we make our school more environmentally friendly?” というテーマでグループごとに議論し,問題点とその解決方法について考えました。
発表では,「学友祭後の段ボールの再利用」「タブレットによるペーパーレス化」「体育館へのソーラーパネルの設置」などについて,独創的な劇を交えながら発表することができました。徐々に緊張もほぐれたようで,恥ずかしさを捨てて堂々と発表できるようになりました。
2021エンパワーメントプログラム第2日その1
2021.12.21
エンパワメントプログラム二日目午前は,ウォームアップとして,フルーツバスケットから始まりました。一人が “Anyone who has…” などと言い,それに該当する人は起立し席を変えなければなりません。思わぬ共通点が見つかり,盛り上がりました。
その後は,“What is positive thinking?” という問いかけに対してブレインストーミングを行いました。ポジティブがもたらしうることについて,最初は漠然とした考えだったようですが,対話を深める中で徐々にイメージが具体的になった様子でした。
グループ内で話し合いを深め、考えをホワイトボードにまとめ、正面のステージで発表しました。生徒たちは、限られた短い時間の中で、グループで役割を分担し、グループリーダー(留学生)のサポートを受けながら、堂々と発表をしていました。ファシリテーターのナヴァ先生は、発表が終わるとすぐに、どんな発表だったかを要約し、何が良かったかをフィードバックしており、何よりも発表が素晴らしかったことを褒めておられました。
自分が頑張ったこと(今回はプレゼンテーション)を褒められると、自信とやる気につながるとともに、次はもっとこうしたいという意欲がうまれ、そして新しい目標ができます。発表後は、グループで2分ほど自分たちの発表をふりかえり、成果と課題について話し合っていました。今回のトピック“What is positive thinking?”について考え、意見交流し、そして学んだことを生かしていけば、色んな場面で活用できると感じました。
2021エンパワーメントプログラム第1日その2
2021.12.20
午後のトピックは”Presentation”でした。最初に、グループでプレゼンテーションについて意見交流をしました。ファリシテーターのナヴァ先生は、生徒たちに「今までプレゼンテーションを行った経験はあるか、その際のトピックは何か、そのときの気持ち(発表前と発表後)はどうだったか」などを問いかけ、グループで話し合って、発表しました。一日目にもかかわらず、生徒たちは積極的に手を挙げて、堂々と英語で発表していました。次に、プレゼンテーションに必要なポイントとは一体何かを考えました。生徒は、これまでにプレゼンテーションを行った経験があったので、そのときに学んだことを発表していました。ナヴァ先生は、Content(what we say)構成に関すること、Deliver(how we say it) Body, Voice, Eyes発表態度についても、丁寧に確認してから休憩となりました。本当にあっという間の1時間でした。
休憩後は、5人のグループリーダーがモデルとしてプレゼンテーションを行いました。ナヴァ先生は、プレゼンテーションが済んだら発表者に質問をする時間をとるので、聞いている間はメモをとるようにアドバイスをしていました。発表後、聞いたばかりの発表内容に対して、生徒たちは「どうして日本で学ぼうと決めたのですか。」「中学生の頃に興味があったことは何ですか。」「Civil Engineeringを志したのは、いつですか。」「なぜ経済学に興味があるのですか。」など多くの質問をしていました。即興で質問することは難しいですが、発表者にとって何よりも嬉しく、ありがたいことです。質問に答え、より詳しく説明を加えることで、行った発表をより深めることができるからです。このプロジェクトだけでなく、普段の授業でも十分に生かせることなので、是非色んな場面で続けてほしいと思います。
途中、エボリューションゲーム(egg→chicken→fish→elephant→human)を行い、リフレッシュしました。ジャンケンとジェスチャーを交えたシンプルなゲームでした。午後の授業には適度なブレイクタイムや笑いが必要だと学びました。そのおかげもあって、生徒たちは集中を切らすことなく、1日目のプログラムを無事に楽しみながら終了できていました。