広島大学附属福山中・高等学校　スクールブログ

長旅を終え無事にイギリスに到着しました。

英国研修一行を乗せた便は、無事に香港に到着しました。香港で乗り換えて、英国ロンドンのガトウィック空港に向かいます。

3泊4日に渡る全国大会も，本日，最終日を迎えました。
本日の行事は，エクスカーション（見学旅行）です。当校のメンバーは，埼玉県和光市にある理化学研究所を訪問しました。理化学研究所は，日本唯一の自然科学の総合研究所で，創立102年を迎えています。財団法人からスタートし，現在は国立研究開発法人となっています。見学では，計算工学や脳神経科学の分野の施設を見学し，研究者からの説明を受けました。また，仁科加速器科学研究センターの加速器施設を見学し，原子番号113元素のニホニウムの発見をした装置など，地下にもうけられたリングサイクロトロンを見学し，話を聞きました。理化学研究所の紹介ビデオでは，当校卒業生の新宅博士が登場しており，後輩たちも興味深くビデオを見ていました。この紹介ビデオは近日中ホームページなどで公開されるそうです。
午後からは帰路につき，夜には無事福山へ帰りました。競技，交流，見学と充実したプログラムに参加することができました。この全国大会の競技の様子などは，科学の甲子園のホームページ内の「第8回　全国大会について」で観ることができます。
来年度以降も，この全国大会へ挑戦する生徒たちが出てきてくれることを楽しみにしています。

3月18日（月），第２回英国研修が3月18日から27日の日程で始まりました。福山駅に11:00に集合した一行は，福岡空港に向かいました。
本日の福山は快晴。その天候と同じように，参加生徒たちの顔も実に晴れやかで生き生きとしていました。点呼が済んでから，簡単な出発式として，簡単な挨拶を行い見送りに来られていた保護者の方に対して，オックスフォードコース，ケンブリッジコースに分かれて，それぞれ代表１名が「お忙しい中，集まってくださって感謝します。元気に行って帰ってきます。」と挨拶を述べました。
一行は，福岡空港に到着後，出国手続きを行い，16:35に香港空港へ向かって出発し，トランジットを経て，ロンドン・ガトウィック空港へと向かいます。

本日は午前中，「ポスト平成時代の新イノベーション」のテーマで特別シンポジウム特別シンポジウムがありました。AI，ゲノムなどの最先端の科学分野で活躍する若手研修者が登壇し，イノベーションを実現するために大切な考え方などが提言されました。また，これからの社会に求められる人材や社会システムについて議論がなされました。高校生にとってこれからの進路や生き方を考える機会となりました。この様子は5月のNHK Eテレで放送される予定です。
午後からは結果発表と表彰式およびフェアウェルパーティーがありました。当校は表彰には至りませんでしたが，緊張の中全力を尽くして競技に粘り強く挑んだと思います。また，科学が好きな全国の仲間をつくることができました。互いに刺激を受け，これからの成長を互いに約束していました。