タイ研修<第3日> ホーコス・タイランド
2018.01.06

3日目のタイは,この時期のタイでは珍しい曇空の朝から始まりました。
朝食をすませると,この研修では一番早い7時30分にホテルを出発しました。40分ほどかけてホーコスタイランドに到着すると,当校の卒業生である後藤様と,事前よりメールで連絡を重ねていた門田様(息子さんが当校の卒業生)に出迎えていただきました。
後藤様より会社説明をしていただき,その後お二人の案内で工場見学をしました。質疑応答の時間では,生徒から「日本企業が海外進出進出する上で必要なことは」や「タイの食生活と健康との関係について」,「ホーコスタイランドにおける女性の雇用状況や従業員の勤務について」など個人の研究に関連することや話や工場見学を通して感じた率直な疑問を質問する生徒の姿がありました。それらに丁寧にお答えいただくと同時に「何故自分が学んでいるのか(学びたいのか),それがはっきりした時に意欲的になれるから,そこを考えていってください」,「壁をつくらない,思い込みや偏見で世界を見ない。それができたら,物事はより良い方向に進みます」と後藤様と門田様から激励の言葉もいただきました。
90分という時間設定の中で,会社説明から工場見学,質疑応答の時間までと過密なスケジュールでしたが備後から世界にはばたいている企業を訪問することができたのは生徒にとっても貴重な経験になりました。

2018.01.06 13:00 | 固定リンク | 行事
タイ研修<第2日> スーパーマーケット実地調査
2018.01.05

JETRO訪問後は,ホテルに直行する予定でしたが,帰り道のスーパーマーケットに立ち寄り,タイの人々が日常使う商業施設の実地調査も兼ねた買い物の時間を30分作りました。
また,スーパーマーケットからは徒歩でホテルまで帰りましたが,その中にも道端の露店やたくさん行き交うトゥクトゥクなどタイの日常を存分に感じることができました。ホテルに到着後は,ホテル内のレストランでタイスキをいただきました。
研修2日目は,前日の長時間の移動や,30度を超える日中の気温,訪問先で何度も緊張を強いられる場面もあり,生徒は大変疲れたと思います。そんな中でも研修の目的を忘れず行動したり自分の研究に関する調査を一生懸命頑張ったりすることができた一日になりました。
2018.01.05 22:00 | 固定リンク | 行事
タイ研修<第2日> JETROバンコク訪問
2018.01.05

チュラロンコン大学及び附属学校訪問終了後,いったんホテルに戻り午前の振り返りや,休憩・荷物整理の時間を1時間ほどとりました。
そして,16時からJETROバンコクで駐在員の鈴木様からタイに関する様々な情報をお話ししていただきました。今回の訪問に際しては,事前に生徒の課題研究のテーマや概要を連絡していたことで,研究に関連する情報や日本への留学経験のある現地スタッフにも同席いただき,タイの人から見たタイや日本についても話を伺うことができました。
質疑応答の時間では,生徒から「タイにおける女性の社会進出の現状ついて」や「学歴社会になりつつあるタイにおける今後の教育格差や経済格差について」,「今後進出がタイへの進出が期待される業態について」「洪水災害への対策の現状やこの分野での日本の支援の現状について」など,自分の研究に関する様々な踏み込んだ質問が矢継ぎ早に飛び出しました。それらの質問1つ1つに鈴木様と現地スタッフから丁寧な回答を得ることができました。
予定より30分も延長してしまったJETROバンコク訪問では,事前に進めていた個人の研究について重要な情報を得られた時間になったと同時に,テーマにしている問題に対する認識の甘さを実感した生徒もいました。そして,その国の環境・歴史・文化だけでなく,産業構造や経済状況といった視点も加味して考えていくことで,その国をより正しく理解したり,より適切に関わっていったりすることが出来るということを実感することができました。
2018.01.05 19:00 | 固定リンク | 行事

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