広島大学附属福山中・高等学校　スクールブログ

本日は，大掃除に続いて，１学期の終業式を行いました。
校長先生からは，今年の夏休み中の8月21日にアメリカで起こる，皆既日食についてのお話しがありました。皆既日食は，世界中のどこかでということであれば１年に１回程度起こりますが，行きやすい場所や時間となると，なかなか見ることが難しくなります。真昼に辺り一帯が夕暮れの頃のように暗くなり，幻想的なコロナやダイヤモンドリングが見られるのは皆既日食のときだけです。一度は実際に見てみたいと思うだけでなく，実際に見た人はまた次の機会にも見たくなるという，魅力があるそうです。
日本で次に皆既日食が見られるのは，2035年9月2日の能登･富山･長野･前橋･宇都宮･水戸にかけての地域です。

本日は，中学校は授業を3限までで終え，13:00から中学校水泳大会を行っています。
今日に向けて準備を重ねてきた，選手・役員・係のすべてのみなさんの力が合わさって，意義のある大会になるものと期待しています。13:00時点での校内の気温は32℃を記録していますので，暑い大会になりそうです。体調にも注意しながら，がんばってください。

ここからは，報告です。
天気にも恵まれ，すばらしい大会でした。大会記録が２つ塗り替えられました。
１年男子50ｍ自由形では，1年Ｃ組の赤木くんが，28秒85の記録を樹立しました。これまでの記録は，2012年の千葉くんの29秒82でした。
また，３年女子50ｍ自由形では，３年Ｂ組の日名子さんが，29秒52の記録を樹立しました。これまでの記録は，2005年の赤松さんの30秒49でした。日名子さんは，１年から３年まで50ｍ自由形の大会記録を連続して更新したことになりました。

閉会式では，実行副委員長が，大会を無事に終えられたことへの感謝をのべるとともに，一人ひとりができる限りのことをやりきったことをたたえ，優勝したクラスもできなかったクラスも，これを機会にクラスや学年の仲を深めていきましょうと挨拶しました。渡辺校長先生はイタリア　トリノからLINEの音声通話機能を使って挨拶してくださり，生徒からも驚きの声が・・・。また三宅副校長先生からは，先生が附属に来られてからの36年間の水泳大会を振り返って，伝統が次の学年へと引き継がれていくことの重みを伝えてくださいました。

大会の選手，役員，係のみなさん，おつかれさまでした。

本日は，広島大学教育学部の１年生の授業である「教育実習入門」で，７３名の学生のみなさんが来校し，授業観察とその後の授業説明・討議が行なわれています。翠地区・東雲地区・三原地区・福山地区の４地区で，教科ごとに分かれて実施されますが，今年度は福山では，音楽，技術，保健体育の３つの教科を担当しています。
今日の体育は着衣泳の授業です。着衣泳は，水難事故防止のために，体操服で落水した際にどのように身を守るか，水に落ちた側と救助する側に分かれて泳ぎ方や救助方法を練習します。着衣泳は当校の体育の授業では1992年から取り組まれています。特色ある授業をしっかり観察してください。

本日は，スクールコンサート２０１７が行われました。
スクールコンサートは，毎年，当校と当校の教育助成会の共催により，特定非営利活動法人　緑の街ミュージックフレンズの企画協力をいただいて開催しています。今年は，トランペット奏者の高見信行さんと，ピアニストの白石光隆さんにお越しいただきました。おふたりには，ウィリアム・テル序曲やナポリ（フニクリ・フニクラ）の主題による変奏曲など，耳になじんだ曲を中心に，ときには超絶技巧（おそらくそうなのだと思います）を交えながら，演奏いただきました。また，楽器や曲などを，歴史や作曲家の人物像などを踏まえて，軽妙なトークを交えながら演奏家の視点から解説いただき，アンコールまで含めて全７曲が，あっという間に心地よく通り過ぎていったようでした。

本日から６月２９日（木）まで，広島大学の６月教育実習が実施されます。
校内に宿泊するみなさんは，昨日から合宿がスタート。今朝は８:４０にマルチメディアホールに集合し，オリエンテーションが始まりました。