3年理科野外学習
2019.11.05


本日,3年生は理科の授業の一環として,岡山県の弥高山公園とその周辺で地学的な内容を中心とする野外学習を行いました。

弥高山周辺の地層の観察では,堆積の時間的な不連続の様子がみられる「不整合」とよばれる地質構造を観察するなど,地層の広がりや長い時を経て変動してきた大地の営みについて学んでいきました。

弥高山山頂では,弥高山を構成する岩石の観察をはじめ,弥高山のでき方やまわりの景観から周辺の地形の成り立ちなどについて学んでいきました。
遠方からみる弥高山はこんもり盛り上がった印象を受けるのに,実際に弥高山を構成しているのは玄武岩。玄武岩質の溶岩であれば,なだらかな傾斜の山体を形成することが多いのに,こんもり盛り上がった山となっているのはなぜなんだろう…そんな疑問をいっしょに解いていきました。
また,まわりの景色を眺めると「千峰谷」とよばれる直線的に連続する深い谷がみられるのですが,そのでき方についてもいっしょに考えていきました。

本日は大陸からの移動性高気圧におおわれ,昨年に続き「天高く馬肥ゆる秋」と表現するのにふさわしい晴天に恵まれ,充実した野外学習の機会となりました。
2019.11.05 16:00 | 固定リンク | 行事
球技大会 その3
2019.10.30


球技大会の競技が終了しました。閉会式の最初は結果発表です。
結果は,ごらんのとおりです。

優勝は6年D組,準優勝は1年A組と2年A組,学年優勝は3年B組,4年D組,5年E組,ブービー賞は2年C組でした。

成績発表に続いて表彰式が行われました。また西田副校長先生からの講評,学友会副会長あいさつで閉会式を終了しました。

曇ることのなかった1日を,試合や応援に力を尽くし,クラスの団結を高めることができました。
「応援」の2文字には,「心」と「友」が入っている。心を込めて友達に送る「応援」が,友に力を与える。そうあいさつした副会長の言葉が印象的でした。



2019.10.30 16:00 | 固定リンク | 行事
球技大会 その2
2019.10.30


球技大会の試合が始まりました。
ドッジボール,バレーボール,サッカーの中から,各学年とも男女それぞれ2種類の球技の試合を行います。
1チームの試合数は2試合。これで,各クラスとも2試合×2種目×男女=8試合をおこなうことになり,勝てば勝ち点3,引き分けは1で,合計の勝ち点で得点を競います。

上の右のサッカーの写真にも写っていますが,応援用の横断幕を作っているクラスもあり,熱の入った応援も繰り広げられています。5年B組の横断幕のことば「ちゃんとせえ」は担任の先生の口癖だとか・・・

横断幕で目を引いたのは下の写真の横断幕でしょうか。「勝つ華麗に」。「に」が小さく付け足されているように見えますが,もともとは「カツカレー」をもじったものだとか。



秋の日差しをうけ,気温も20℃を超えています。得点の途中経過も気になりますが,何より,熱中症やけがのないように気をつけながら,競技・応援を頑張ってください。

 
2019.10.30 11:50 | 固定リンク | 行事
令和最初の球技大会
2019.10.30


本日は快晴の秋空の下,球技大会を実施しています。
開会式は9:00からの予定でしたが,生徒全員が早く集合できたので,予定を5分早め,8:55から行いました。
校長先生,学友会長のあいさつに続き,保健委員長からけがの防止について,審判係長から競技に関する注意など連絡しましたが,連絡後に拍手がおこり,生徒全員の意識の高さ! を感じることができました。
この行事の目的であるクラスの団結を高めることをめざしてがんばってください。そして6年生にとっては最後の大きな行事を満喫してください。

2019.10.30 09:20 | 固定リンク | 行事
4・5・6年合同進路講演会
2019.10.24


本日は4・5年生全員と,6年生の希望者を対象に,合同の進路講演会が行われました。講演者はミャンマーにあるワッチェ慈善病院で長期ボランティアドクターとして働いていらっしゃる54回生の大江将史先生です。

最初に救命率の話になり、救助が必要な人がいた場合に①救急車を呼ぶ、②AEDを持ってくる③人をたくさん呼ぶ、④呼吸・脈拍の確認をする、⑤マッサージを行うなど、実際にどのような手順で行うのかをステージ上でわかりやすく実演していただきました。いざそのような事態に遭遇した時にとにかくすぐに身体が動くかどうか、人命救助のために日頃からの心がけとイメージトレーニングが大切なことです。先生ご自身の貴重な体験談も紹介いただきました。

ご活躍は日本に留まらず、クラウドファンディングでAEDや人形の模型の購入費用を集め、また新聞で報道された折には卒業生からの支援もあり、すぐに目標額を上回りました。

先生はご自身の恵まれた環境に対して、世界に目を向ければ貧困や格差が依然としてあること、そしてそのことに対する矛盾や葛藤や、言葉に表現できない思いを抱かれ、自分は何をすればいいのか、本当にこれが自分のやりたかったことなのかと自問自答され、自らの進路について考え続けてきました。

今では日に20~25回、年間では1500回にわたる手術をチームとして請け負っておられます。成人までは無償で行っています。病気や怪我によって、そしてそれらを治すための費用がないことによって自らの容姿をさらすことができずに学校に行けない子がいたとしたら、その子は教育を受けることができず、将来的に生活することができなくなるなど、学校に当たり前に通えることがいかに幸せなことかを述べられました。

先生はミャンマーでの経験や先生が師と仰ぐ方の言葉を引用しながら、一方的にもらい続けることではなく、与え続ける人が幸せになる、それは短期的な時間軸ではなく、長期的に他者との関係性を考えていく、そのことの尊さを語られました。また、自身に対する「ありがとう」という言葉も、決して自分だけの力ではなく、自分が手術をすること自体に様々な人たちの営みの連鎖の中にいるということも印象的な言葉でした。

自分がどのように動けば、自分だけではなく自分を含むこの社会を良くすることができるのか、そしてそれは一人だけの力仕事では難しいので続けていくためにみんなに広げていくこと、輪を大きくしてダイナミックな環境を作っていくことなども述べられました。

わずか一時間というご講演でしたが、語られた言葉の端々に先生ご自身が揺れながら悩まれながらも、その時その時に判断して選択してきた軌跡が垣間見られ、私たちが安易に触れることのできない凝縮された知と経験と心を感じることができ、生徒は自分の進路への向き合い方の参考になったと思います。



2019.10.24 18:00 | 固定リンク | 行事

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