エンパワーメントプログラム 留学生のお迎え
2017.12.19

明日(12月20日)から5日間,当校のマルチメディアホールを会場に,エンパワーメントプログラムを開催します。エンパワーメントとは,ウィキペディアによると「個人や集団が自らの生活への統御感を獲得し,組織的,社会的,構造に外郭的な影響を与えるようになること」と記されています。「能力開化」と訳されることもあるようです。中高生に自分の可能性を信じ,多様な視点でグローバル社会に挑戦する能力や態度を身につけてもらうことを目的に,実施しています。当校では昨年から株式会社アイエスエイに実施を依頼し,3年生から5年生の希望者を募って,プログラムをおこなっています。今年度は約50名の生徒が参加することになっています。
このプログラムでは,海外の学生や日本に留学している学生のみなさんに,生徒5~6人のグループに一人ずつ入ってもらい,プログラムを進めていきます。原則,留学生等のみなさんは,プログラムに参加する生徒の家庭でホームステイで滞在していただくことになっており,明日からのプログラムを前に,今日は,ホストファミリーのみなさんが,福山駅で留学生等のみなさんを出迎えました。多くの留学生等のみなさんが乗車したのぞみ号は,岡山駅での小動物の線路内への進入の影響で,福山駅への到着が1時間近く遅れるハプニングがありましたが,記念撮影の後,それぞれのご家庭へ向かわれました。
スタッフのみなさん,留学生等のみなさん,明日から5日間,よろしくお願いします。

クリスマス前の夕景
2017.12.19

1年のうちで日没が最も早いのは12月の上旬で,これからは徐々に日没の時刻は遅くなっていきます。日没が午後5時頃ですから,5時30分頃にはずいぶん暗い状況です。
お隣にある「グランラセーレの森」では,写真の右手に見えるように,木々にたくさんのイルミネーションがつけられ,輝いています。これに対抗?して,当校の中にもミニ・イルミネーションが出現しました。園芸部による作品で,写真では奥の自動車の,通路を挟んで左側に見えています。今日は終業式の日で,18:00までのクラブ活動の延長居残りがありませんが,昨日までは,居残りした生徒はこの景色を眺めながら下校していました。
1mくらいの高さに成長したゴールドクレストに,電飾を施しています。昼間に見ると,こんな感じですが,やっぱり夜の方が素敵ですね。

詩と物語創作
2017.12.15


広島大学へ「詩と物語創作のためのワークショップ・セミナー」のために来日中の,英国レスター大学 スー・ディモク先生と,英国ノッティンガムトレント大学 デイヴィッド・ベルビン先生が本日の6時間目に来校され,2年B組で国語科石川先生の詩に関する授業をご覧になりました。
スー・ディモク先生は,イギリスを中心に詩教育・詩創作指導について研究され,またご自身も詩人として活躍しておられます。
デイヴィッド・ベルビン先生は,ヤング・アダルト向けのフィクション作家として多くの作品を著しながら,クリエイティブ・ライティング指導にも力を入れておられます。
授業の最後には,短時間ですが,おふたりの先生にご自身の作品を朗読していただきました。作者の方の朗読にふれる貴重な機会をえて,生徒も大満足だったようです。生徒からは,感謝の気持ちを込めた拍手をおくりました。
デイヴィッド・ベルビン先生からは,ご自身の作品の本(下の写真)をご寄増いただきました。しばらく2Bの教室に置いて,そのあとは図書館で公開します。
ちなみにベルビン先生の本には,日本語に翻訳されたものもあります。
ロクリン社から刊行されている「ミステリアス・クリスマス 7つの怖い夜ばなし」には,「クリスマスを我が家で」という作品が収録されています。「クリスマスに怪談を語り合うイギリスの習慣に基づいた,英国の人気作家7人によるアンソロジー。クリスマスにまつわる恐怖の物語を7編収録。」と内容紹介がされています。こちらの本も,近いうちに図書館に入る予定です。
おふたりの先生を福山附属へお連れくださった中井先生,ありがとうございました。
