🏫 半井研究室の学生さんとの交流会
2025.10.14
先日行われたコラボ授業のあと、中学2年生と3年生の生徒約25名が、大学生との交流会に参加しました。2名の大学生と6〜7名の中学生が1つの卓を囲み、お弁当を食べながら、和やかな雰囲気の中でさまざまな話題が飛び交いました。

事前に集めていた質問をもとに、半井校長先生が丁寧に解説してくださったり、実際のコンクリートの材料を見せていただいたりと、教科書では学べないリアルな知識に触れることができました。

交流の時間には、
•大学生活ってどんな感じ?
•なぜその学問を勉強しているの?
•大学受験はどうだった?
など、生徒たちの率直な質問に対して、大学生が真摯に答えてくださいました。自分の経験をもとに語ってくださる言葉には説得力があり、生徒たちも真剣に耳を傾けていました。
💬 参加した生徒たちからは、こんな声が聞かれました
•「大学生の生活がよくわかった。楽しそうなので早く大学生になりたいと思った。」
•「研究室を選ぶ理由がすごく考えられていると感じた。」
•「建築と土木の違いがわからなかったが、丁寧に説明してもらい理解することができた。」
•「学部学科調べをもっと丁寧にやっていきたい。」
それぞれが新しい視点を得て、進路や学びについて考えるきっかけになったようです。
半井校長先生、そして半井研究室の学生のみなさん、本当にありがとうございました。生徒たちにとって、未来への一歩を踏み出す貴重な時間となりました。

事前に集めていた質問をもとに、半井校長先生が丁寧に解説してくださったり、実際のコンクリートの材料を見せていただいたりと、教科書では学べないリアルな知識に触れることができました。

交流の時間には、
•大学生活ってどんな感じ?
•なぜその学問を勉強しているの?
•大学受験はどうだった?
など、生徒たちの率直な質問に対して、大学生が真摯に答えてくださいました。自分の経験をもとに語ってくださる言葉には説得力があり、生徒たちも真剣に耳を傾けていました。
💬 参加した生徒たちからは、こんな声が聞かれました
•「大学生の生活がよくわかった。楽しそうなので早く大学生になりたいと思った。」
•「研究室を選ぶ理由がすごく考えられていると感じた。」
•「建築と土木の違いがわからなかったが、丁寧に説明してもらい理解することができた。」
•「学部学科調べをもっと丁寧にやっていきたい。」
それぞれが新しい視点を得て、進路や学びについて考えるきっかけになったようです。
半井校長先生、そして半井研究室の学生のみなさん、本当にありがとうございました。生徒たちにとって、未来への一歩を踏み出す貴重な時間となりました。
🏫 中学2年生選択技術・家庭科授業 「コンクリートでエンジニアリングしよう!」
2025.10.10
特別企画として半井校長先生の研究室から大学生10名が来校し、コラボ授業が行われました。

◆セメントペーストを練ってみよう!
セメント400gをジップロックに入れ、少しずつ水を加えてペースト状にしていく実験を行いました。
水を一気に加えると、セメントがシャバシャバになってしまい、強度が落ちてしまいます。そこで、水の量を計測しながら慎重に加えていきました。前回の授業で体験した生コンクリートの感触と比較しながら、水の量によってペーストの性質がどう変わるかを実感することができました。

◆「薬」の力を体験しよう!
セメントに水を加えると流動性は高まりますが、その分強度が下がってしまいます。そこで登場するのが減水剤という薬品です。
学生さんたちが、ちょっと面白い実験を見せてくれました!
2つのジップロックに、同じ量の減水剤と水を入れてコンクリートを練ってくれて、実際に触らせてもらいました。これがびっくり。触ってみると堅さが全然違います!減水剤の効果って、こんなにハッキリわかるんですね。

◆型枠に流し込んで、製品を作ろう!
最後は、練ったセメントペーストを型枠に流し込み、オリジナル製品づくりに挑戦!携帯ストラップやマグネットなど、身近なアイテムを自分の手で作ることで、材料の性質だけでなく、ものづくりの楽しさも味わうことができました。
大学生との交流もあり、いつもとは違う雰囲気の中で、学びと発見がたくさん詰まった時間となりました。

◆セメントペーストを練ってみよう!
セメント400gをジップロックに入れ、少しずつ水を加えてペースト状にしていく実験を行いました。
水を一気に加えると、セメントがシャバシャバになってしまい、強度が落ちてしまいます。そこで、水の量を計測しながら慎重に加えていきました。前回の授業で体験した生コンクリートの感触と比較しながら、水の量によってペーストの性質がどう変わるかを実感することができました。

◆「薬」の力を体験しよう!
セメントに水を加えると流動性は高まりますが、その分強度が下がってしまいます。そこで登場するのが減水剤という薬品です。
学生さんたちが、ちょっと面白い実験を見せてくれました!
2つのジップロックに、同じ量の減水剤と水を入れてコンクリートを練ってくれて、実際に触らせてもらいました。これがびっくり。触ってみると堅さが全然違います!減水剤の効果って、こんなにハッキリわかるんですね。

◆型枠に流し込んで、製品を作ろう!
最後は、練ったセメントペーストを型枠に流し込み、オリジナル製品づくりに挑戦!携帯ストラップやマグネットなど、身近なアイテムを自分の手で作ることで、材料の性質だけでなく、ものづくりの楽しさも味わうことができました。
大学生との交流もあり、いつもとは違う雰囲気の中で、学びと発見がたくさん詰まった時間となりました。
TECH未来活用力コンテスト 準グランプリ受賞
2025.10.10
昨年度,2年生技術科「Cエネルギー変換の技術」の授業で,「生活や社会を便利にする機械モデルの提案」に取り組み,作品をコンテストに応募しました。
その中で,2B5班(現3年生の 安達 七海さん,漆谷 悠良さん,小笠原 瑞起さん,小川 栞さん)が出品した「やさむき」が準グランプリに選ばれました。

受賞した皆さんには,賞状,副賞が贈呈される予定です。おめでとうございます!
本校からの受賞は2年連続になります!
これからも,テクノロジーを活用してイノベーションを起こしてくれる人が出てきてくれることを期待しています。
今回のコンテストでは、もう1作品が「評価の高かった作品」として、審査員のコメント付きで紹介されています。
表彰式や作品の詳細は,以下のページで確認できますのでぜひ御覧ください。
◯表彰式の様子
https://techmirai.jp/archives/6123
◯作品の紹介
https://techmirai.jp/archives/6130
その中で,2B5班(現3年生の 安達 七海さん,漆谷 悠良さん,小笠原 瑞起さん,小川 栞さん)が出品した「やさむき」が準グランプリに選ばれました。

受賞した皆さんには,賞状,副賞が贈呈される予定です。おめでとうございます!
本校からの受賞は2年連続になります!
これからも,テクノロジーを活用してイノベーションを起こしてくれる人が出てきてくれることを期待しています。
今回のコンテストでは、もう1作品が「評価の高かった作品」として、審査員のコメント付きで紹介されています。
表彰式や作品の詳細は,以下のページで確認できますのでぜひ御覧ください。
◯表彰式の様子
https://techmirai.jp/archives/6123
◯作品の紹介
https://techmirai.jp/archives/6130
🏔 数学Ⅰの授業で「蔵王山の標高」を測ってみた!
2025.10.08
数学Ⅰの授業では、「蔵王山の標高を自分たちで測る」という、ちょっとワクワクする実習がありました!
配布されたのは、地図と、50円玉が糸でぶら下がった手作りの分度器。8グループに配布された50円玉は先生の自腹だそう。
生徒たちはグラウンドや校舎周辺など、好きな場所に移動して、分度器を使って山を見上げた角度を計測。50円玉が重りになっていて、意外と正確に測れる?

教室に戻り、計測した角度と地図上の距離を使って、三角比を活用しながら蔵王山の高さを計算。班ごとに異なる場所から測ったので?結果もさまざま!

最後は班ごとに発表を行い、「角度はどうだったか」「計算結果はどうだったか」を振り返りました。測定場所の選定には、数学の枠を越えて、他教科での学びを生かすことも必要です。
普段の授業ではなかなか味わえない、「実際に外に出て体験する数学」。自然と三角比の使い方が身につくだけでなく、数学にとどまらない、楽しくて学びの多い時間となりました。
配布されたのは、地図と、50円玉が糸でぶら下がった手作りの分度器。8グループに配布された50円玉は先生の自腹だそう。
生徒たちはグラウンドや校舎周辺など、好きな場所に移動して、分度器を使って山を見上げた角度を計測。50円玉が重りになっていて、意外と正確に測れる?

教室に戻り、計測した角度と地図上の距離を使って、三角比を活用しながら蔵王山の高さを計算。班ごとに異なる場所から測ったので?結果もさまざま!

最後は班ごとに発表を行い、「角度はどうだったか」「計算結果はどうだったか」を振り返りました。測定場所の選定には、数学の枠を越えて、他教科での学びを生かすことも必要です。
普段の授業ではなかなか味わえない、「実際に外に出て体験する数学」。自然と三角比の使い方が身につくだけでなく、数学にとどまらない、楽しくて学びの多い時間となりました。
ドイツ研修報告 その5
2025.10.04
〜フランクフルト散策と特別な祝日体験〜
2025年10月3日、ドイツ研修最終日は、フランクフルト市内を散策しました。

バルトロメウス大聖堂、レーマー広場、ゲーテハウスを訪問しました。
この日は、1990年10月3日にドイツが再統一したことを記念する祝日「ドイツ統一の日」で、レーマー広場では音楽会が開催されていて、さらに特別な体験となりました。
ドイツ研修を終えた生徒たちの感想を紹介します。
「私がこの研修で痛感したのは他言語で話すことの難しさです。
私の学校では頻繁にディスカッションの授業があり、いつも「意外といけるな」などと思っていました。
しかし今回はそうもいかず、常に無力感を感じていました。おそらくそれは私だけ英語で思考できなかったことが理由でしょう。私が授業でしていた「ディスカッション」はほとんどの場合日本語を母国語とする友人を相手とします。それは表面上の言語を機械的に置き換えただけのもので、使っていた道具は日本語でした。しかし日本語を母国語としない人たちと向き合う上ではその方法は通用しません。私の言葉選び一つが相手の思考に直結します。相槌ひとつとっても、常に自分の意図が伝わらない不安がつきまといました。あれこれ考えているうちに話題が移り、ろくな返事もできず黙ったまんま、なんてこともざらにありました。
現地での歓迎に感謝を伝えたくても、素敵な国を訪れられた感動を表したくてもその術がないもどかしさで、別れ際は涙が出るほど悔しかったです。
しかし私は今回の研修が虚しかったとは思いません。全く異なる環境で発達した言語で自分の気持を相手に伝え交流する先生方や友達を見て、かっこいいと思ったし自分もいつかああなりたい、と目標もできました。ありがたいことに、先生方のサポートのお陰で今後もギムナジウムの友達とはビデオレターやメッセージを通じて交流を続けられます。今回の経験を通して知った、他言語を用いて交流することの難しさと楽しさを忘れずより良い交流を続けたいと思います。」
「この研修を通して何よりも大切だと思ったのは「実際に会って話すこと」でした。ビデオレターをきっかけにお互いの顔を見たり文章で交流したりすることはあれど、実際に会って話すことで初めてわかることも多く、人と会うことがどれほど大切かを痛感しました。また実際に交流した人に関わらず、市街地や教会などで話を聞いたときにも話す人が与える印象が大きく関わってくると感じました。日本とは違う価値観を身に染みて感じる中で、現地に行って体験し対話することが知識としての理解と感性としての理解を両方深めてくれるのだなと感じました。
英語という共通語が当たり前ではない環境で生活してみて、言語そのもの以上に、価値観の違いによって伝わらない“ニュアンスの差”に不安を感じました。言葉の通じない環境であっても理解しよう、分かり合おうという姿勢が異文化理解において必要不可欠であることを実感しました。言葉の壁がある中で、その架け橋となる「英語」という共通語の存在がどれほどありがたくて、学ぶ価値がある言語なんだろうとも感じました。
この交流事業及びドイツ研修を通して様々な貴重な経験ができたことに、附属の先生方、広島大学の先生方、ギムナジウムの先生方と友達、附属のドイツ交流事業のグループのみんなに心からの感謝を伝えたいです。この研修を通して学んだ主体的な異文化理解の大切さと他言語交流の難しさを忘れずにこれからの生活へも活かしていきたいと思います。」
2025年10月3日、ドイツ研修最終日は、フランクフルト市内を散策しました。

バルトロメウス大聖堂、レーマー広場、ゲーテハウスを訪問しました。
この日は、1990年10月3日にドイツが再統一したことを記念する祝日「ドイツ統一の日」で、レーマー広場では音楽会が開催されていて、さらに特別な体験となりました。
ドイツ研修を終えた生徒たちの感想を紹介します。
「私がこの研修で痛感したのは他言語で話すことの難しさです。
私の学校では頻繁にディスカッションの授業があり、いつも「意外といけるな」などと思っていました。
しかし今回はそうもいかず、常に無力感を感じていました。おそらくそれは私だけ英語で思考できなかったことが理由でしょう。私が授業でしていた「ディスカッション」はほとんどの場合日本語を母国語とする友人を相手とします。それは表面上の言語を機械的に置き換えただけのもので、使っていた道具は日本語でした。しかし日本語を母国語としない人たちと向き合う上ではその方法は通用しません。私の言葉選び一つが相手の思考に直結します。相槌ひとつとっても、常に自分の意図が伝わらない不安がつきまといました。あれこれ考えているうちに話題が移り、ろくな返事もできず黙ったまんま、なんてこともざらにありました。
現地での歓迎に感謝を伝えたくても、素敵な国を訪れられた感動を表したくてもその術がないもどかしさで、別れ際は涙が出るほど悔しかったです。
しかし私は今回の研修が虚しかったとは思いません。全く異なる環境で発達した言語で自分の気持を相手に伝え交流する先生方や友達を見て、かっこいいと思ったし自分もいつかああなりたい、と目標もできました。ありがたいことに、先生方のサポートのお陰で今後もギムナジウムの友達とはビデオレターやメッセージを通じて交流を続けられます。今回の経験を通して知った、他言語を用いて交流することの難しさと楽しさを忘れずより良い交流を続けたいと思います。」
「この研修を通して何よりも大切だと思ったのは「実際に会って話すこと」でした。ビデオレターをきっかけにお互いの顔を見たり文章で交流したりすることはあれど、実際に会って話すことで初めてわかることも多く、人と会うことがどれほど大切かを痛感しました。また実際に交流した人に関わらず、市街地や教会などで話を聞いたときにも話す人が与える印象が大きく関わってくると感じました。日本とは違う価値観を身に染みて感じる中で、現地に行って体験し対話することが知識としての理解と感性としての理解を両方深めてくれるのだなと感じました。
英語という共通語が当たり前ではない環境で生活してみて、言語そのもの以上に、価値観の違いによって伝わらない“ニュアンスの差”に不安を感じました。言葉の通じない環境であっても理解しよう、分かり合おうという姿勢が異文化理解において必要不可欠であることを実感しました。言葉の壁がある中で、その架け橋となる「英語」という共通語の存在がどれほどありがたくて、学ぶ価値がある言語なんだろうとも感じました。
この交流事業及びドイツ研修を通して様々な貴重な経験ができたことに、附属の先生方、広島大学の先生方、ギムナジウムの先生方と友達、附属のドイツ交流事業のグループのみんなに心からの感謝を伝えたいです。この研修を通して学んだ主体的な異文化理解の大切さと他言語交流の難しさを忘れずにこれからの生活へも活かしていきたいと思います。」
2025.10.14 16:36
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